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お菊の墓 – わいわい川合
お菊の墓

亀渕(川)に身を投げたお菊という女性の墓があると聞いてはいましたが、現地に立ってみたのは初めてです。三遠南信道の工事車両が行き交う中、かろうじて停車スペースを見つけ、茂みに分け入ってみました。

  • 川合から池場へ上がる国道の途中です。トラックが下りて行く先が亀渕橋。画面右端の茂みに分け入って山側を見上げると次の写真です。
  • 正面にわずかですが石段がついています。
  • 戒名が刻まれているはずですが…
  • 身を投げたという亀渕の方角を向いているはずですが、木立にさえぎられて眺望はよくありません。


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※ 三輪村史復刻版第三集に「お菊の墓と亀渕」の項があります。「武田家に由緒あるお菊という若い女性が、戦に敗れた恋人の後を追うてここまで来たが、遂に亀渕に身を投げて死んだ」とあり、実証を重んじる『村史』の立場からお菊という人物や身投げについてはそれ以上の事は明らかになりませんが、むしろ亀渕にまつわる話の方から、亀渕がただならぬ水底を持つことが伝わってきます。

※ その三輪村史を出典として、鳳来町誌 民族資料編2 伝説と民話(1975年発行)が美女伝説の一つとして「お菊大明神(川合)」を取り上げています。
 長篠合戦後信州方面へ敗走する恋人を追って来た「まことに美しい女性」が、力尽きてこの地に仮住まいして武田軍が再起して南下するのを信じて待ったが24歳でついに・・・と話がやや詳しくなり腑に落ちる展開となっています。

※ 「お菊残影」という楽曲があり、作詞:平松三樹夫、作曲:石川たけのり、歌:波多隆之で、カラオケ入りのCDがわが家にあります。
「女のよろこび教えてくれた にくい貴方を追いかけて」とこちらは、お菊さんの心の機微にまで迫り踏み込んだ内容となっています。
 作詞の平松さんにはわが家が父の代からお世話になり、ミキさん亡き今も懇意にさせていただいております。歌唱の波多さん(本名は波多野さん)は面識はありませんが、「川合のレコード歌手」としてお名前は昔から存じあげております。

CD「平松三樹夫全集」。左下は歌詞カード。2曲目「豊川賛歌」を歌うのは、中貝津のわが家のはす向かい、今は亡き小寺以美さんです。3曲目「モンロー・ウォーク」はクマさんこと浅井平の故伊藤利勝さんの歌唱で、盆踊りの司会の名調子とともにこの曲が流れたのを覚えています。

CD「平松三樹夫全集」。左下は歌詞カード。2曲目「豊川賛歌」を歌うのは、中貝津のわが家のはす向かい、今は亡き小寺以美さんです。3曲目「モンロー・ウォーク」はクマさんこと浅井平の故伊藤利勝さんの歌唱で、盆踊りの司会の名調子とともにこの曲が流れたのを覚えています。

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